こんばんは
ひさびさに登場の、海の熊でございます！
夏はビーチボーイとして海の家にて勤務しておりました。
お越し頂きましたお客様、誠にありがとうございました。
非常に印象深いお客様も多数！楽しい夏の日々でございました。
さて、本日は鮑の３つの価値！
魚へんに包むと書きます、【魚包】に注目です
お造りにて食感を楽しむ、踊り焼きにて焼きたてホクホク柔らかに。バター焼きなんてのも絶品．．．
(*´﹃`*) 食欲の、秋ですね！
そんな美味しい鮑には、伊勢・鳥羽にまたがりこの地を’包む’風習がいくつかございます。
1. 鳥羽では、妊娠のお祝いは鮑を贈るという習慣があります。
妊婦が鮑を食べる事により
’目の綺麗な子供が生まれる’
という言い伝えがあります。地域によっては、つがいの鮑を贈るところも。
2. 鮑には傷を癒す力があると言われており、地域の人々が美しく
健康でいられる秘訣！でございます。
（確かに海の蝶のスタッフもみな．．．）
3. 諺の『磯の鮑の片思い』は伊勢発祥でございます。
アワビはミミガイ科の巻き貝で、殻が二枚貝の片方だけのように
見えることから、
「片貝」の「片」と「片思い」の「片」をかけて。
『万葉集』に
「伊勢の白水郎の朝な夕なかづくてふ鮑の独念（かたおもひ）にして
（伊勢の海人が朝夕ごとに海に潜って取ってくるアワビのように
私は片思いばかりしている）」という歌があるほど、
古くからの諺に鮑と伊勢が。
4. 慶事の贈答品などに現代でも欠かすことのできない熨斗（のし）。
今はかなり簡素化され、印刷された熨斗袋などが用いられますが、
その原型は伊勢神宮に奉納されてきた
「熨斗鮑」にあります。
鳥羽市の国崎町では、2000年にわたり「熨斗鮑」を
伊勢神宮に献上しています。
「熨斗鮑」は、鮑の身を薄く長く削いで干物にし、伸ばしたものです。
国崎町では、 漁が行われる6月から8月に、
庁内にある「御料鮑調製所（ごりょうあわびちょうせいしょ）」において、
古式にのっとって熨斗鮑が作られています。
．．．私も食べた―い！！
アワビの旬はまさに今！！8～9月は天然、養殖ともに、夏に産卵期を迎え、身が肥えております。
通好みの「キモ」も美味しく、残夏の美味としてお楽しみいただけます！
秋の香りに包まれる海の蝶より。
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池の浦さくらの郷 旅荘 海の蝶
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この地を包む
2015/09/16