スタッフブログをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
土曜日担当の元管理人”たけ”でゴザイマス。
今回は新春のお祝いごとで多い「鏡開き」について、ご案内をさせて頂きます。
鏡開きとは、本来新年の仕事はじめの儀式のひとつで
”鏡”は、円満を意味し、”開く”は末広がりを意味します。
酒屋さんでは、酒樽の上蓋のことを鏡と呼んでいたため、
たる酒を割る(開く)=鏡開きとなったそうです。
上蓋を割る際、威勢よく木つちでおもいっきりぶっ叩いて割る、
と思ってますよね?
いえいえ、そんなに簡単に割れたら運搬時大変なことになります。
鏡開きにはこんな用意が必要という裏事情(準備の光景)をお伝えします。
▼良く見る樽酒はこんな状態で納品されます 今回は4斗(72ℓ)サイズです▼
▼まずは厳重に縛られている縄を切り開封にかかります▼
▼上部をカット、少し長めに切るのは理由があります▼
▼長めに切ったふちを折り曲げきれいに整えます▼
▼開栓!あちらこちらにくさびを打ち込むこと約5分▼
▼開けた蓋は木目を確認して掌できれいに4等分▼
▼割れ目には必ず木製のくさびがあるので確認、でないと怪我します▼
▼蓋のない樽を台におき▼
▼蓋を置いたらできあがりです。ここまで約15分▼
蓋の置き方にも気配りがあり、蓋は前側に落ちるようにおきます。
手前に落ちると鏡開きをする方へお酒が飛び散ってしまうからです。
最近TVの中でしか見ない光景ですが、古来から続く祝いの儀式です。
手配には約3週間程かかりますので祝宴などあれば
お早めにお申し付けくださいませ。
(⌒∇⌒)ノ””マタネー!!
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鏡開きの語源と下準備
2014/01/04
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